昨日、2015年10月1日、ドイツ連邦特許裁判所(Bundespatentgericht)は、無効訴訟において、ドイツ特許695 00 997.4(欧州特許0 754 103のドイツ部分)を無効と判断した。この特許は、1994年に出願され、ミシガン州アナーバーのミシガン大学リージェンツに譲渡された基本的な米国特許(米国特許5,656,186)のドイツ版であり、ミシガン大学超高速光科学センター(CUOS)のチームによって発明された。IMRA America Inc.は、ミシガン大学から本特許の非生物学的分野における独占的使用許諾を受けています。
米国'186号基本特許は、米国特許庁の幾つかの手続において有効であることが長い間認められており、超短パルスレーザーを用いた材料加工分野の基礎となっている。この特許に開示されている先端技術は、レーザーベースの微細加工アプリケーションで画期的な性能を達成し、並外れた精度と材料加工品質をもたらす、材料とレーザーとの複雑な相互作用に関するものです。
IMRAアメリカは長年にわたり、特許技術ならびに自社のライセンス権およびライセンシーの権利を保護するために必要なあらゆる措置を講じてきた。IMRAはドイツの裁判所の判決に強く同意しておらず、上訴するための選択肢を検討している。
IMRA America, Inc.
ご不明な点は下記までお問い合わせください:
ジェイソン・アレキサンダー
ビジネス開発部
電話: (510) 364-5335
電子メール:lasers@imra.com
IMRAアメリカ社について: 1990年にミシガン州アナーバーに設立され、商業用途の超高速ファイバーレーザー技術の開発に専念している。IMRAの技術ポートフォリオには450以上の米国および国際特許と特許出願が含まれる。同社の先駆的な技術、厳格な品質管理、大量生産により、IMRAの製品は科学、OEM、産業用として健全な選択肢となっている。IMRAはまた、バイオ・メディカルおよびエネルギー用途の新機能性ナノ材料の分野で最先端の研究を続けており、研究開発の広範な分野で常に最先端を走っています。